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【お題箱より】
 心では彼女を好いていても、他の女性と身体の関係を持ちたいという気持ちが日に日に増しています。心と性欲の乖離が辛く、既に「バレなければいいかもしれない」という考えまで湧いていて自己嫌悪もあります。
 話し合うべきなのかもしれませんが、そんな胸中を打ち明けようものなら怒られるのは目に見えていて、かと言って隠れて浮気をしているのがバレれば修羅場ですし、どうすればいいか分かりません。
 今後どうするかを決めたいのですが、どう考えればよいでしょうか?
(文章を一部調整してあります)

【返答】
 その衝動が湧いている事自体はおかしいことではありません。問題はその衝動に従うのか我慢するのか、その基準が人それぞれ違うという点です。一般的には我慢するべきものとされていますが、誰にも迷惑をかけず(あるいは関係者をきちんと納得させて)リスクコントロールできるなら、どちらを選ぶのも貴方次第です。
 何をリスクとするかで選択も大きく変わります。例えば「彼女との関係が終わっても構わない」と思えるなら今の気持ちを打ち明けて何らかの相談や交渉をするのもアリでしょう。「他の女性ともセックスするという結果を手に入れる力が自分にあるのか」を考えれば、今の彼女とのセックスがどれぐらい大切なのか見直すきっかけにもなるでしょう。
 ただ、どちらを選ぶにしても貴方ひとりだけで結論を出す話ではないと思います。恋人同士その悩みを共有して、例え最後は別れることになるとしても、お互い納得できる結論を導き出してほしいです。彼女さんの事を軽く考えていないからこそいま悩んでいるのでしょうから、結論に至るまで彼女さんを尊重する意志だけは貫いてください。
 2018_03_26


【お題箱より】
 旦那との営みが前戯ほぼなしで騎乗位+両乳首責めで旦那が達してしまえば終わりな感じで、私が満たされないことを伝えても「それが効率のいい射精方法だから」と聞く耳を持ってくれません。結婚してまだ1年も経っておらずお互い20代、今後が不安なんですが改善策などありますか?

【返答】
 旦那様への文句は山ほどありますが、とにかく「セックスはふたりとも楽しむもの」ですから、
・貴女にもセックスを楽しむ権利があり
・協力しない旦那様に対してセックスを拒むという交渉を選ぶ自由もあり
・貴女の楽しみを奪う行為は許さないと理解させる必要もある
 といった事を踏まえて改善を目指して欲しいです。
※確固たる意志を持って貴女が旦那様を指導するということです。


 ただ、気になるのは旦那様の「効率」という言葉です。もしかして妊活中なのでしょうか?もし妊活してらっしゃるのなら、旦那様にも(視野は狭いですが)頑張る意思がありそうです。その場合に限っては「効率重視は悪くはないけれど、私の不満もしっかり考えて欲しい」という前置きをしてあげてください。
 2018_03_11


 恋人とセックスするよりもずっと前、好きな人とのお付き合いが始まるよりもまだ前の今。にも関わらず、女性が自分の身体のコンプレックスを理由として、きっと自分は想い人から好かれないだろうな…と考える傾向を筆者は何度も見聞きしてきた。多くの場合、それは世間では良いとされているモテる傾向と自分の身体が食い違っているからという理由で自己評価を下げており、筆者としてはそんなの気にせず気楽に生きなさいよと言いたくなってしまうが、女性にとっては非常に大問題であるようだ。そういった女性たちの話を見聞きしているうちに、ちょっと女性に気をつけて欲しいポイントに気付いたので、今回はそのあたりを書いてみようと思う。

 まず、ある女性が身体的コンプレックスだと思っている要素が、個性と呼べるものなのか改善すべき問題なのかを分けて考えなければならないという話だ。例えば「歯並びが悪い」と「歯が黄色い」の2つのコンプレックスで考える。どちらも口を開けた時に見られたら恥ずかしいと感じ、人前で口を開けてはきはきと喋るのが苦手みたいな悩みの原因になり得るものだ。しかし、歯並びの悪さは生まれつきの骨格という個性である一方、歯が黄色いのには後天的理由が考えられ、その理由の一部(例えば喫煙やクリーニング不足など)は口臭や歯周病という問題も引き起こしかねないと考えることができる。治療で改善可能という点では歯並びも黄ばんだ歯も同じだが、放っておくと別の問題の原因に成りかねないという意味では大きな差がある。(歯並びも姿勢の悪化などに影響しているかもしれないが)

 このあたり、コンプレックスの原因を掘り下げてみると、実は改善可能だったり、それどころかむしろ改善しないと別の意味でヤバいことになっている可能性がある。女性にとって最も大きな関心であろう肥満についてもそうだ。過食なのか、太りやすい体質なのか、薬の副作用なのか。糖尿病など別の病気の原因になってはいないか。肥満ではあっても健康診断ではそれ以外特に悪いところがなかったりするのか。肥満の原因が全員ただの食べ過ぎだったなんて単純な話ではないはずだ。痩せる手段もその原因を特定しなければ無駄に終わってしまう。

 個性に分類されるようなコンプレックスについても、それが悪いことだと捉えて悩むケースは少なくない。バストサイズが小さいことやお尻が大きいことで悩む女性も多いが、それが女性として劣っているなどと考えるのはまったくおかしい話だ。モデル体型以外の女性が誰一人男から見向きもされないなんて現象は今まで一度たりとも起きてはいない。こういった身体的特徴をベースに悩ませてくる話のほとんどは「優劣をつけて正解というものを用意しないと何も選べないバカ者達が勝手に主張している基準」に世間(と貴女)が振り回されているだけでしかない。そんな基準を気にしちゃうというのは、まさにメディアに踊らされているというアレだ。

 ところで、ある男性が「僕は太い女性が好き」と言っているとしよう。その男性は、自分の価値観が一般大衆が崇めている基準(モデル体型など)とズレていることを明確に認識していながらも、自分に正直に相手を選べる人である。もしも貴女がその男に好きだと言われたなら、例え貴女が太っていたとしても、きっと貴女の心は「世間の感覚で良いとされる基準でしか女性を選べない男」に好きと言われるよりも、間違いなく充実するはずだ。個性としての身体的コンプレックスを頑張って修正してなんとなく多くの男からモテるらしい身体に寄せていく(だが寄せたからといってモテる保証はない)のと、その個性こそ最高だと言ってくれる男だけにモテるのでは、貴女の心に安息と充足をもたらしてくれるのはどちらの人生だろうか。

 さて、ここまで読んで頂いて、次の一文はあまりにも酷い言い草に聞こえるかもしれないが、

多くの男はセックスOKの関係まで進展すれば、女性が心配しているおよそすべての身体的コンプレックスなんて全然気にしない。

 モテ体型になりましょうダイエットに励みましょうと大量の情報が女性たちを翻弄する一方で、男達の実情はせいぜいそんなものなのだ。これは貴女に「男はセックスで釣れる」と言っているのではない。好きになった同士が自然かつ当然の行為として行うセックスを前にすれば、モテ体型かどうかなんて全然問題ではないと言っているのだ。貴女のコンプレックスに対する考え方に何らかの好転が起こることを信じて、それでは今回はこれにて。
 2018_03_10


【お題箱より】
 彼氏の性知識がなさすぎて、この先不安になります。特に、本人が知っているつもりでも私にとっては間違っていることが多いです。例えば、彼がコンドームを一度裏返しにつけてしまって、私がそれを捨てて新しいのを着けなおしたのを「勿体無い」と言ったりして、なぜそれが駄目なのかがわかっていないのです。これ以外にも悪い意味で驚いていることが多々あります。
 正直、彼氏に常識的な性知識が備わっていないというのは辛いです。どうすれば彼氏を傷つけず、私が思っていることを伝えられるでしょうか。また、改善してもらうには私が1から教えていくしかないのでしょうか。アドバイス、よろしくお願いします。

【返答】
 彼氏を傷つけずに伝えたいというお気持ちはわかりますが、これはあなた達ふたりにとっての重要な問題です。貴女自身の身体と健康を守るためにも、そして大切な恋人同士としても、例え彼氏を傷つけてでも憶えさせなければいけない事です。
 彼氏さんの現状は「今はまだ性知識を知らないだけ」と考えることができるでしょう。今までは残念な一面があった。でも、これから勉強してちゃんと性知識を身に着けてくれるなら、貴女の不安も解消されることだと思います。

 伝え方も悩むところですが、女性の身体の事、そして女性にとって安心できるセックスの知識について、彼氏さんよりも女性の貴女こそが詳しいことは間違いないですから、貴女からの前向きな要望として伝えればきっと受け入れてくれるはず。その際には、これは正しい・あれは間違っているという正しさを主張するのではなく(間違いだ!と言われると、どうしても身構えてしまいます)、「こうしてくれると”嬉しい”」「これをされちゃうと”悲しい”」という風に、直して欲しいポイントに貴女の気持ち・感情を添えて教えてあげれば、彼氏さんもこれは貴女のために必要なことなのだ、と理解してくれると思います。
 正直、貴女の負担は大きいですが、ただ単に「勉強しておいて」の一言で済ませるよりは、真剣に受け止めてくれるはずです。

 なお、これから先、彼氏さん自身にも自発的に学んでもらう必要があります。そこで、最後にブログをひとつご紹介します。
 ブログ「瑞谷藻緯の大真面目にセックスしよう。」より、「初めて♡セックスの基本的なコト(記事リンク→http://moi-m.com/?p=1375
 こちらは、セックス関連の様々な情報や意見が性教育的視点でまとめられているブログになります。まずは上記リンク先の全3編の記事を、ぜひ彼氏さんと読んでみてください。そして興味が出たなら、同ブログ内を好きなように散策してみてください。きっと彼氏さんにも、めきめき性知識が備わっていくと思います。

p.s 一度装着したコンドームを裏返して着け直すことは、一瞬でも亀頭に触れたことて精子が付着したかもしれないゴム面が直接膣内へ触れる行為であり、避妊の期待値が大幅に下がる危ない事だ、という点は貴女からお話してあげてください。これは貴女の感情とは関係のない、単純にやってはいけないシンプルな問題です。
 2018_03_08


【お題箱より】
 男女問わず、気持ち良いと感じる場所は人それぞれです。乳首が感じる男性もいれば何も感じないからやめてほしいと言う人もいる。女性の乳首も責めすぎるとヒリヒリします。玉を責められるのが好きな人もいれば萎えるという人もいる。亀頭も刺激が強すぎて拒否する人もいる。人によって全く違うというのを前提で発信しないと、性経験がなかったり素直に信じてしまう人は実践して失敗してしまいます。影響がある人だからこそ、発信する内容には人それぞれという事を理解してもらえるようにしてほしいです。

【返答】
 様々なタイプの人がいる事は仰るとおりでしょう。そこは同意します。
 しかし、新しい挑戦を試して失敗するのは未経験の人なら「通過すべきこと」と僕は思います。失敗することは悪でも損でもありません。試してみて成功なり失敗なりを体験してやっと、人は自分がどういうタイプの人間なのかを知ることができるはずです。
 様々なタイプの人がいるからこそ「こうすれば絶対に気持ち良くなれる」「こうすれば誰でも気持ち良くなれる」といった断定的な発言はしていないつもりですので、改めて何かを直すことはしません。それでもあなたにとって、僕のツイートがそのように読み取れないということであれば、僕の言葉の表現力不足が原因ですのでお詫び致します。

 なお、ご意見頂けたことには素直に感謝しています。この話はおそらく対話の形で納得して頂くのがベターかと思います。次回はぜひ匿名ではなくDM宛にご意見くださることを望みます。
 2018_03_08


【お題箱より】
 男です。彼女とのセックスで気持ち良くなってもらいたく前戯の時間を多めに取ろうとしているのですが

・挿入以外の性器への接触は禁止(手マンやクンニができない)
・乳首も口以外での接触は禁止(指や手などNG)
・数少ない性感帯であろう耳も、気持ちよさそうにはするのですが弄ると防御されてしまう

 …といった条件を守る約束になっています。挿入後は「気持ち良かった」と言っており、セックス中も気持ち良さそうではあるのですが、どうしても「これで本当に足りているのだろうか?」と思ってしまいます。結果、毎回私ばかり前戯をしてもらうことになってしまい、とても申し訳ないです。(ただし彼女自身は楽しそう)
 新たな性感帯を模索すべきか、禁止されている性器への接触や指での乳首愛撫の許可を要請すべきか、はたまた口での乳首の愛撫の技術向上を図る(現在もネットで調査中)べきでしょうか。普段、真面目にセックスの話をしようとすると「もうこの話はやめよう」という感じで中断されたりはぐらかされたりしてしまうのです。前戯に関して、またセックスへの認識について、私はどうすれば良いでしょうか。良ければお知恵をお貸しください。

【返答】
 確かに随分と刺激している部位が限定的ですから、これだけでいいのかと不安になる気持ちはわかりますが、結局のところ貴方の心配とは関係なく彼女さんの満足度次第の話です。彼女さんが気持ち良いと表明している以上、これでいいんだと飲み込んでおきましょう。なお、この制限の中で頑張れることは僕にもほとんど見つけられません。
 また、彼女さんから明確なセックス像が提示されていて貴方もそれを受け入れている以上、新しい提案は控えて現状のスタイルを継続するのが良いでしょう。もし改善の糸口があるとすれば、この制約の中で見つけるのではなく「そもそもなんでこのような制限を設けたのか?」という点を根幹から問い正すことになると思います。その際は「このようなスタイルを好む理由を教えてほしい」といった前向きなニュアンスで質問してみると良いかと思います。返答は以上になります。
 2018_03_08


【お題箱より】
 性的な接触が嫌いです。ただただ気持ち悪く、相当頑張ってもキスまでしか耐えられません。求めてく来る彼氏に対しては「お金なら私が払うから風俗でもセフレでも作ってくれて構わない」と伝えているのですが、そういうことではないと言われます。一応最後まで相手はしていますが、正直これが続くなら別れようとも考えています。男性からすると一体何が違うのでしょうか。

【返答】
 恋愛感情はあっても性的欲求が湧かない(あるいは性的欲求を嫌う)という貴女の個性を尊重するならば、彼氏さんとのきちんとした話し合いとセックス観の確実な共有を経て、貴女の理想とする関係に付き合ってくれるかどうかを早急に確認してください。現時点ですでに折り合いがついていない様子ではありますが、別れるにせよ「なぜ納得できなかったのか」をお互いに聞き入れて、次の関係の肥やしにして欲しいです。

 男性から見て何が違うのかという点については、貴女の個性が性別由来のものではないので、直接の答えはありません。男にもセックスに恐怖を感じたりセックスが嫌いだという人はいて、そういった人達の性質はノンセクシャル(恋人を欲する気持ちはあるが性行為に関心がない)と呼ばれています。ノンセクシャルのタイプの人は、一例としては「好きな相手がいるが、愛情表現としての性行為には関心がない」「子供は欲しいので、子作りとしてのセックスはするが、楽しむためのセックスには興味がない」といった価値観を持っています(さらに個人差もあるでしょう)。

 となると、ノンセクシャルではない相手から見れば「パートナーとセックスしたいという欲求」には応えてもらえない、ということになります。肝心なのは「パートナーと」の部分ですから、他の誰かとセックスしたところで発散できる欲求ではありません。納得のいくお付き合いはおそらく難しいでしょう。現在の貴女のように我慢してセックスに付き合うか、彼氏さんが貴女とのセックスを我慢するか。あるいは新しい出会いとして、貴女の個性に合わせてくれる男性、もしくは同じノンセクシャルの男性と付き合うという道があるかと思います。

 どちらにしても、ノンセクシャルであることがおかしいなどとは考えず、彼氏さんが貴女の正直な気持ちを理解してくれるか、理解者が現れることを祈っています。

 2018_03_03


 男は何事にもプライドを持っている。それはセックスにおいても変わらない。例を挙げれば「セックスにおいて女性を絶頂へ導くのは男の本懐」とか「挿入しピストンした果てに女性を絶頂に導いてこそ最高のセックス」といったようなものだ。誰に教わったわけでもなく、まして性教育で教わるようなことでもない。大人になるまでの間に様々なセックスメディアに触れるうち、いつの間にかそれが常識であると刷り込まれていたルールのようなものだ。あるいは女性をリードするのが男の嗜みだというダンディズムから、そのように振る舞うことを自然と受け入れているのかもしれない。どちらにせよセックスにおいて男が主導権を握り、意のままに女性を導いて絶頂まで体験させるのが男の仕事なのだと考え、それが男らしさとして女性から求められているのだと男達は信じている。

 だがそんなプライドを持ちつつも、残念ながら肝心の「女性を気持ち良くするための技術」を持ち合わせていないのが男達の現状だ。もっと言えば、セックスにおける己の身体の効果的な使い方をよく知らない。目の前の女性の身体には性感帯がどこにあって、どのように愛撫すれば適切か、そもそもどんな雰囲気で接すれば良いか、自分がどのように動けば相手が喜ぶのかなど、自信を持って行動できる者は多くはない。それこそセックスメディアで仕入れた知識をフル動員して何とかその場を凌ぐしかないというのが実情だろう。

 一般的に男の性欲は20代をピークに下降してゆくとされている。また、体力・スタミナといった身体能力、チンコの勃起力や回復時間といった精力についても、早ければ30代に突入したあたりから能力低下を実感し始め、特に挿入してからの本番行為で己の年齢を思い知るものだ。気持ちだけはまだ若い頃の感覚なのに身体がついてこないというやつで「昔はもっと頑張れたのに」という気持ちが大きくなってくるのがこの頃からだ。こうなると男はセックスに対して消極的になり始める。若い頃と同じような頑張りができない自分を自覚したことで、女性を今まで通りに満足させることができないのではないかという不安を感じ、更には齢を取った自分を曝け出す覚悟もできず、セックスをしたい気持ちや彼女の欲求を満たしたいというやる気はあるのに前向きに望めない、あるいは自信が足りないことで本来のポテンシャルすら発揮できなくなって、いよいよセックス離れが進んでいくのだ。

 さて、ここで今一度考えたいのは女性が求めるセックスとは若さゆえの激しさだけだろうか?という点だ。アダルトビデオのような激しいセックス像を大多数の女性が否定的に捉えているように、体力にものを言わせた激しいだけのセックスは必要とされていないのが現実なのだから、体力・精力の低下を理由として自分のセックス力が下がったと考えている男は、そもそもセックスに求められている要素を思い違いしていただけだった、とも言える。要するにセックス力が衰えたと感じている今こそ、むしろ女性にとって好意的なセックスしかできなくなったと捉えることもできるはずなのだ。

 では具体的に女性が好むセックスとはどういうものか。実際には女性一人ひとりセックスの好みに差があるので特定の技を覚えるだけでは駄目であり、技をより多く憶えて女性の好みに対応できるようにする事が求められるが、ひとつ間違いないテクニックとして
「抜き差しの激しいピストンよりも、奥まで挿入したまま腰を押し付けるようなピストンの方が好まれる」
 これだけをお伝えしておく。セックスにおいて最も体力を奪われる動作こそピストンなのだが、その負担を大幅に軽減できるのが腰を押し付けるだけの動きであり、チンコが出入りする距離は長くてもせいぜい3cm以内、男にとっては腰を揺らす程度の簡単な動作だ。たったこれだけの動きでなぜ女性が喜んでくれるのかは、貴方のこれからの実体験によってご理解頂けると思うのでここでは説明を割愛する。ピストンしなくていいなら体力温存は難しくなく、またこの動作ではチンコが得られる刺激が少なくなるので早漏気味の男にとっては長い時間頑張れるというメリットもある。言い換えると勃起維持に必要な性感を得づらい面でもあるのだが、そこだけは各自工夫して頑張ってほしいところだ(自分で他の性感帯を刺激するなど)。貴方の体力は温存され、女性には喜ばれ、気持ち良くなってもらえる時間も長くなる。これがいわゆるスローセックスと呼ばれるものに該当するのかどうかは筆者にもわからないが、セックスの改善としてきっと役立つはずだ。

 今回紹介した動き方は決して高年齢の男だけの技ではなく、若い男にとってもメリットがある。なぜなら、若い貴方達が付き合うであろう若い女性ほど挿入における抜き差しの摩擦を性交痛として感じ、セックスが嫌いな理由として挙げている割合が多いからだ。激しいピストンこそ女性が最も感じるセックスだという思い込みは年齢に関わらず男達の心を支配している悪しき風習だが、そんな無意味な頑張りなど誰も求めてはいないのだ。激しいセックスを若さの象徴だなどと考えるのは今日限りにして、女性にとって(ひいては自分のためにも)より喜ばれるセックスができるようになること、これをプライドとして持って欲しい。それこそが真の男らしさなのではないかと筆者は思うのだ。それでは今回はこれにて。

 2018_03_02


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