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男らしさとは何を指すのか

カテゴリ: 雑談  

 男は何事にもプライドを持っている。それはセックスにおいても変わらない。例を挙げれば「セックスにおいて女性を絶頂へ導くのは男の本懐」とか「挿入しピストンした果てに女性を絶頂に導いてこそ最高のセックス」といったようなものだ。誰に教わったわけでもなく、まして性教育で教わるようなことでもない。大人になるまでの間に様々なセックスメディアに触れるうち、いつの間にかそれが常識であると刷り込まれていたルールのようなものだ。あるいは女性をリードするのが男の嗜みだというダンディズムから、そのように振る舞うことを自然と受け入れているのかもしれない。どちらにせよセックスにおいて男が主導権を握り、意のままに女性を導いて絶頂まで体験させるのが男の仕事なのだと考え、それが男らしさとして女性から求められているのだと男達は信じている。

 だがそんなプライドを持ちつつも、残念ながら肝心の「女性を気持ち良くするための技術」を持ち合わせていないのが男達の現状だ。もっと言えば、セックスにおける己の身体の効果的な使い方をよく知らない。目の前の女性の身体には性感帯がどこにあって、どのように愛撫すれば適切か、そもそもどんな雰囲気で接すれば良いか、自分がどのように動けば相手が喜ぶのかなど、自信を持って行動できる者は多くはない。それこそセックスメディアで仕入れた知識をフル動員して何とかその場を凌ぐしかないというのが実情だろう。

 一般的に男の性欲は20代をピークに下降してゆくとされている。また、体力・スタミナといった身体能力、チンコの勃起力や回復時間といった精力についても、早ければ30代に突入したあたりから能力低下を実感し始め、特に挿入してからの本番行為で己の年齢を思い知るものだ。気持ちだけはまだ若い頃の感覚なのに身体がついてこないというやつで「昔はもっと頑張れたのに」という気持ちが大きくなってくるのがこの頃からだ。こうなると男はセックスに対して消極的になり始める。若い頃と同じような頑張りができない自分を自覚したことで、女性を今まで通りに満足させることができないのではないかという不安を感じ、更には齢を取った自分を曝け出す覚悟もできず、セックスをしたい気持ちや彼女の欲求を満たしたいというやる気はあるのに前向きに望めない、あるいは自信が足りないことで本来のポテンシャルすら発揮できなくなって、いよいよセックス離れが進んでいくのだ。

 さて、ここで今一度考えたいのは女性が求めるセックスとは若さゆえの激しさだけだろうか?という点だ。アダルトビデオのような激しいセックス像を大多数の女性が否定的に捉えているように、体力にものを言わせた激しいだけのセックスは必要とされていないのが現実なのだから、体力・精力の低下を理由として自分のセックス力が下がったと考えている男は、そもそもセックスに求められている要素を思い違いしていただけだった、とも言える。要するにセックス力が衰えたと感じている今こそ、むしろ女性にとって好意的なセックスしかできなくなったと捉えることもできるはずなのだ。

 では具体的に女性が好むセックスとはどういうものか。実際には女性一人ひとりセックスの好みに差があるので特定の技を覚えるだけでは駄目であり、技をより多く憶えて女性の好みに対応できるようにする事が求められるが、ひとつ間違いないテクニックとして
「抜き差しの激しいピストンよりも、奥まで挿入したまま腰を押し付けるようなピストンの方が好まれる」
 これだけをお伝えしておく。セックスにおいて最も体力を奪われる動作こそピストンなのだが、その負担を大幅に軽減できるのが腰を押し付けるだけの動きであり、チンコが出入りする距離は長くてもせいぜい3cm以内、男にとっては腰を揺らす程度の簡単な動作だ。たったこれだけの動きでなぜ女性が喜んでくれるのかは、貴方のこれからの実体験によってご理解頂けると思うのでここでは説明を割愛する。ピストンしなくていいなら体力温存は難しくなく、またこの動作ではチンコが得られる刺激が少なくなるので早漏気味の男にとっては長い時間頑張れるというメリットもある。言い換えると勃起維持に必要な性感を得づらい面でもあるのだが、そこだけは各自工夫して頑張ってほしいところだ(自分で他の性感帯を刺激するなど)。貴方の体力は温存され、女性には喜ばれ、気持ち良くなってもらえる時間も長くなる。これがいわゆるスローセックスと呼ばれるものに該当するのかどうかは筆者にもわからないが、セックスの改善としてきっと役立つはずだ。

 今回紹介した動き方は決して高年齢の男だけの技ではなく、若い男にとってもメリットがある。なぜなら、若い貴方達が付き合うであろう若い女性ほど挿入における抜き差しの摩擦を性交痛として感じ、セックスが嫌いな理由として挙げている割合が多いからだ。激しいピストンこそ女性が最も感じるセックスだという思い込みは年齢に関わらず男達の心を支配している悪しき風習だが、そんな無意味な頑張りなど誰も求めてはいないのだ。激しいセックスを若さの象徴だなどと考えるのは今日限りにして、女性にとって(ひいては自分のためにも)より喜ばれるセックスができるようになること、これをプライドとして持って欲しい。それこそが真の男らしさなのではないかと筆者は思うのだ。それでは今回はこれにて。
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 2018_03_02

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