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リベンジポルノのくだらなさ

カテゴリ: 雑談  

 「手軽に記録できる手段が増えて精神的ハードルも下がっている」
 「ネットに流れば二度と消えることがないという飛び抜けたリスクの高さ」
 「万が一の際に事実を証明する証拠として」

 リベンジポルノはただのプライバシー侵害であり実行する側が100%悪い。記録を残すから悪いのではないし、記録を残すことだけがリスクでもないし(口で言うか文字で示すだけでゴシップは充分機能する)、その記録が身を守るために役立つ場合もある(性行為中の暴行を証明するなど)。悪用しようとすれば何だって使えるが、写真や動画がことさら悪用されているだけの話だ。

 というか、そもそも他人の性行為に関する情報なんか見せられたところでこっちには何の役にも立たない。リベンジポルノを見れば性的に興奮するという話もたまたまその人にとって記録内容と性的趣向が一致したに過ぎない。世のポルノ作品が視聴者観客の存在を意識したものだとすれば、リベンジポルノとして公開される記録は当事者だけの思い出でしかなく、我々他人にとっては何の思い入れもない一切観る価値のない情報だ。

 世の中、皆それぞれの温度感でエロに興味を持ち普通にセックスして普通にエロを楽しんでいる。しかし自分たちがどんなセックスをどのように楽しんでいるかという情報は一般的には公にしないものだ。特に日本は恥の文化としてそういった情報を口外しない風潮も強いだろう。これらの振る舞いは多くの人が常識として捉えていると思うがしかしそれは社会通念としてそうするべきだと言われてきただけであり、実際のところ他人がどんなセックスをしているのかという話題には多かれ少なかれ誰でも興味を持っているというのも人間の一面だ。むしろ多くの人がセックスに自信を持てずありもしない正解を求めてAVを観るぐらいしか方法が思いつかないこの我々が、他人のセックスを見れるのなら少しでも参考にしたいと思うのはごく自然な流れだと思う。とはいえ本当に参考にしたいのは社会的にセックスが上手いとされている人の行為だろう。芸能人だろうが有名人だろうが、活かす所も何もないハメ撮り映像などわざわざ見るだけ時間の無駄と思うのが心情ではないだろうか。

 さて、現在の社会通念に沿うならセックスに関する情報は無造作に発信されるのではなく必要とする人の元にだけ届くべきものだろう。ゾーニングと同じ考えで、見たくない人や必要としない人へ無用な情報が届くことを防ぐ。余計な迷惑をかけないというのは社会において大事な話だ。そしてリベンジポルノの最もくだらないところはまさにここなのだ。なぜ必要としていない不特定多数が巻き込まれる形で、別段見たくもない他人の性行為を見せられなければならないのか。テレビを点けてもニュースサイトを見ても繰り返し報道されるリベンジポルノの記事。そんなマスコミもくだらないが根本の原因はやはり情報発信者の余計な行動に尽きる。

 プライバシー侵害だのインターネットの闇だの騒ぎ立てる以前に、もう心の底から
「アンタらの痴話喧嘩なんかどーでもいいんだよ」
の一言だけだ(この記事はこれが言いたかっただけです)。それでは今回はこれにて。

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 2018_10_19

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